会長挨拶

会長挨拶

福島県医師会は、地域医療の再生と県民の皆様の健康を第一に、全力で頑張ります。

 

令和8年6月7日に開催されました第163回福島県医師会定例代議員会において会長に再任され2期目を務めることになりました。引き続きよろしくお願いいたします。       

福島県医師会は、医療によって県民の皆様を支えるという使命のもとで、様々な時代の要請に応じながら本県の医療を守ってまいりました。東日本大震災、放射能漏洩事故、そしてコロナウィルス感染症パンデミックを乗り越えた今、私たちはこれらの厳しい状況のなかで得た教訓を無駄にすることなく、県、市町村、福島県立医科大学、各関係団体と緊密に連携し、どのような時代になっても、どのような環境下でも県民の皆様に必要な医療を提供し支え続けるため本県の医療体制づくりに努めてまいります。未曽有の複合災害を経験した福島県医師会の会長として、大規模災害時に東北六県医師会の連携が必要であることを唱え、昨年、日本医師会東北JMATが設立されました。そして今、災害時医療情報伝達システムを構築し本県の災害時医療を強化する取組みを進めております。東日本大震災から15年が経ちましたが、本県は未だに風評被害や偏見に悩まされており、将来に希望を持てず、健康に留意する余裕もない人々が大勢おられます。本県は「メタボリックシンドローム該当者の割合」「食塩摂取量」「喫煙率」などの生活習慣指標が全国的にワーストクラスの数値を示しており、そのような状況下で、がん・脳血管疾患・心疾患などの生活習慣病による死亡率も全国ワーストクラスとなっております。各分野での診断や治療は日々向上しておりますが、それとともに、県民の皆様に健康意識を高めていただくこと、発病のリスクを高める生活習慣を改めていただくことが急務とされています。福島県医師会は、県民の皆様に寄り添い、健康指標を改善し健康寿命の延伸を図る「健康県づくり」を目標と定め、本県の真の復興の一翼を担ってまいります。医師会の会員一人一人が自分の役割を果たし、本県を健康県に導くという目標達成のために総力を挙げて取り組んでまいります。

これからも福島県医師会の活動に、皆様の特段のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 令和8年7月 福島県医師会 会長 石塚尋朗